国際儀礼の基本

国際会議の座り方

・・・・・国際会議の座り方(2国間会議)


2国間会議では下図の通り、対面式の着席が一般的です。テーブルの中央に双方の代表が着席し、それぞれの右側が次席、左側に3席という具合に着席します。但し、通訳は席次にカウントしません。
日本側の次席の正面に外国側の次席、3席の正面に3席、というようにそれぞれのカウンターパートが対面式に着席する方法も可能。


・・・・・国際会議の座り方(多国間会議)

多国間会議での座り方の基本例を知りたい。

国際機関が主催する多数国間の会議でよく用いられる形は下図の通りです。
奥の中央部に議長図のテーブルを置き、それを挟むようにU字型に各国代表を配していきます。各国代表は、向かって左から、国名のアルファベット順に座ります。尚、国連総会では毎総会開会時に、抽選で1カ国を抽出し、その国からアルファベット順に席を決めていく方法を採っています。

・・・・・車の乗り方と座る位置

車の乗り方の原則はどうなっているのか。


運転席の左右に拘わらず、運転手付きの車の場合、後部座席の右側が最上位とされています。次は後部座席の左側です。但し、日本のように左側通行の国では、この原則を守るのはなかなか難しいものです。上位の人が後部左に腰をかけてしまった場合は、案内する人が、車の後方を回って、後部座席右(または助手席)に座りましょう。但し、いずれの場合でも、車に乗る順番は上位の人が先です。