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国際相互理解促進事業報告

2018ジャパンベトナムフェスティバル

1月26日(木)

 

HOPPOKEN181号(冬号)で北海道が昨年8月にベトナム国投資省と覚書を交わしたことをお伝えした。新年度にはベトナムとの友好関係推進事業を展開する予算も計上される見込みで、北海道とベトナム国の関係強化の機運がますます高まっている。

 1月27日、28日の両日にわたりジャパン・ベトナム・フェスティバルがベトナム・ホーチミン市で開催される。今回、北海道庁をはじめ道内からは釧路市、北海道観光振興機構などが会場でブースを構える予定だ。

 ジャパン・ベトナム・フェスティバルとはそもそも何?という方も多いかもしれないので説明を加えたい。主催者は「ベトナム最大級の来場者数を誇るジャパンフェスです。日越相互に伝統・文化を理解することはもとより、商談会やセミナーを利用したビジネスマッチングによる観光・物産・先端技術の紹介や、スポーツ分野での交流など、真の日越共同イベントを目指しています。日本とベトナムが『手と手をとって』を合言葉に、日越両国の『相互協力』『共栄・共存』『未来創造』をコンセプトとした一大事業。『食と農』『文化・芸術・芸能』『人材育成・スポーツ交流』『もの・ことづくり』『観光』など、『日本とベトナムが“相互協力”の関係をより強固にする』ことを基本として開催されます。特に食、サービス、技術交流等、については、現地でBtoCとB to Bが同時展開できる絶好の機会となっています」と本事業について説明している。平たく言うと「日本がベトナムに様々な分野で売り込みをかける機会」と捉えて問題ないであろう。北海道としては観光地としての売り込みのほか、近年中国人に代わってベトナムからの応募が多い技能実習生の研修先としての宣伝も視野に入れている。

 

 2か国併催であるためベトナム側の主催者として実行委員長のトー・フィー・ルア氏(全越日友好議員連盟会長)、そして日本側の実行委員長として武部勤氏(日越友好議員連盟特別顧問)がそれぞれ務める形をとっている。日本側は北海道のほか、農水省やJICA、JETRO、そのほか新潟県をはじめとした自治体、また民間事業者等が参加し、それぞれの思惑でベトナムに売り込みをかける。北海道は「観光客の誘致」と「留学生の確保」を軸に2つのブースを設けてアピールする予定。特設ステージも設けられ、ベトナムアーティストによるライブ公演のほか、アジア地域で絶大な人気を誇る歌手の千昌夫さん、北海道からはよさこいソーランの演舞などが予定されている。

 

25日の時点で北海道のブース外枠は完成していた。会場は1区9月23日公園内。

 

新潟市のほか、紀伊国屋書店など民間の参加も予定してる。

それらの模様を明日以降、写真をメインに報告していきたい。

 (調査研究部 森内)

 

 

 

 

 

 

 


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