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HIECCブログ「であい」
2024/2/27/
2023FY済州国際ユースフォーラム

 

ハイエックは北海道と協力し、第12回済州国際青少年フォーラムに道内高校生4人を派遣しました。当該事業は済州特別自治道教育庁が主催し、友好提携地域から派遣される高校生と済州の地元の高校生とが、世界的な時事問題を議論する目的で2010年から毎年開催されています。北海道は2016年に同道と友好協力協定締し、本事業のほか周年行事等相互交流を継続してきました。

 

 

 

 

 

2023年度は4泊5日の日程で、済州道が滞在費等を、参加者は航空運賃等を負担する形で実施され、各国43都市から約150人の高校生が参加しました。司会進行やイベントの運営はすべて、済州道内の高校に通う高校生が担当していました。

 

 

 

 

 

フォーラムの統一テーマを「持続可能な未来を築くための若者の共同作業」とし、参加者は小グループに分かれ不平等な教育機会、校内暴力、気候変動への対応、イデオロギーに由来する争いの問題など、さまざまな国際的課題に対する解決策について、英語を用い互いにアイデアを出し合いながら考えていました。最終日には議論したアイデアをチーム内でまとめ、プレゼンテーションを行いました。本道からの参加者4名はそれぞれ別のテーマに分かれ、各国代表の高校生とコミュニケーションを図りながら、協働作業を進めていました。

 

 

 

 

 

期間中、高校生(引率者含む)は異国の初対面の参加者と相部屋になり、共同生活していました。参加者の語学力のみならず、コミュニケーション能力を向上させたい主催者側の意図があるからとのことでした。そのほか、みかんの島として知られる済州島でみかん狩りをする機会やチームごとに出身地域の芸能やプレゼンテーションを行う文化交流の時間も設けられ、参加者は楽しんでいました。本道からの参加者はAKB48のヘビー・ローテーションの振りを踊り、喝さいを浴びていました。カタールの高校生が地域特産のナツメヤシを配ったり、ハワイ州出身の参加者がフラダンスを披露したりと高校生にとっては異文化体験の好機となっていたようです。

 

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