白糠町 釧路総合振興局
白糠町の紹介
白糠町は北海道の南東部、釧路市の西隣で南は太平洋に面した、林業と酪農そして漁業が盛んな町です。
太平洋がもたらす豊かな漁場を持つ漁業は、サケ、カニ、ツブ、タコ、ホッキ、シシャモなど海の幸が豊かです。シシャモは、世界でも北海道の太平洋にしか生息しない日本固有の貴重な魚で、白糠町では茶路川と庶路川の2河川に産卵のためそ上します。そ上する川が2河川もあるのは白糠町だけです。自然豊かな河川を持つ白糠町のシシャモは、脂のノリと卵の成熟度のバランスが良く、“とてもおいしい”と言われています。
海の幸だけではありません。酪農が盛んな土地柄、新鮮で良質な牛乳から作られるチーズは有名です。また、白糠町でのびのびと健康に育てられた羊の肉は、洞爺湖サミットのメイン料理に使われるほど絶品です。全国区で人気の紫蘇焼酎“鍛高譚”は、白糠町の鍛高地域の紫蘇から作られました。泊別地域の赤紫蘇、青紫蘇から作った“鍛高ラムネ”や青紫蘇の“しそ醤油”なども人気です。このように、白糠町の山と海、川の自然がもたらす豊かな“食と食材”が町の魅力です。
白糠町の産業
豊富な資源を生かした林業、畜産業、漁業が盛んです。
中国との交流
2001年9月25日、福建省廈門市杏林区と産業、経済等の友好交流促進に関する覚書を締結しています。
廈門市との交流
本町では1997年度から2004年度までふるさと教育、生涯学習の一環として、中学生の中国派遣事業を行っており、1999年度から2005年度までは教育や文化交流を目的とした国際交流員を福建省廈門市の廈門大学より招聘していました。こうした交流の積み重ねから、2001年に廈門大学からの申し出があり、廈門市杏林区及び廈門大学との友好交流促進に関する覚書を取り交わしました。
- 白糠町では1999年度~2009年度に合わせて6名の中国からの国際交流員を受入れ、地域の国際交流の推進をはかりました。
- 2007~2008年度には、町民の健康づくりの一環として、太極拳の指導者を招聘しました。
清華大学との交流
本町が取り組んでいる物産振興アドバイザー事業を、ANA総合研究所に委託している関わりから、ANA総合研究所が北海道より受託していた「中国インセンティブツアー誘致戦略調査事業」の調査の一環として、本町と根室市を中心にモニターツアー実施しました。
内容としては役場庁舎前庭の記念植樹、白糠高校学生との交流及びアイヌ文化体験等を行いました。(2010年6月4~6日)