標茶町 釧路総合振興局
標茶町の紹介
まちは北と南とで、その魅せる表情は大きく異なります。
北に広がる大平原は、乾いた風が太陽の匂いを運び牛や馬、そして羊たちがのどかに草を食む。
そしてその見渡す限りの大平原は、町の基幹産業「酪農業」を支え続け、開拓の歴史の中で人が自然に挑み、ともに歩んで来た地域です。
南部に広がる湿原は、太古より培われた無数の生命が息づく、水を源とした命のゆりかご。
湿原は、その役割をスポンジやフィルターなど身近なものに喩えることができ、さまざまな働きをしており、地球上で最も生産的な生態系として保護して行く必要があります。
—湿原と草原。
酪農業を営みながら育まれた地域の自然と、何人も立ち入ることの無いありのままの自然。
北海道を代表する二つの風景の中で、貴重な体感と豊かに流れる時間を感じてください。
標茶町の産業
主要産業は酪農です。釧網本線のトロッコ列車「くしろ湿原ノロッコ号」やカヌーなど塘路湖を中心とした観光業も盛んです。
中国との交流
住民を主体とした国際交流が盛んに行われています。1988年に地域住民5名が黒竜江省を訪問したのをはじめ、その後も継続して交流を行っております。1993年からは孟家岗鎮中心小学校と弥栄小学校児童の作品交流等が実施され、1996年にははじめて少年少女の訪中を北海道・黒竜江省友好提携10周年に併せて行っており、孟家岗鎮中心小学校への訪問やジャムス第五小学校児童との交流も実現しております。弥栄小学校は絵画作品等の交換交流を続けてきましたが、2006年(平成18年)に廃校となり、その後作品交流が行われておりませんでしたが、2011年に北海道・黒竜江省友好提携25周年記念事業として標茶小学校児童と孟家岗鎮中心小学校児童との間で絵画作品等の交換交流が行われています。標茶高校でも黒竜江省との交流が行われており、環境交流事業として黒竜江省への派遣研修が行われ、更なる交流も期待されております。
また、中国語版パンフレットも作成し、多様化する観光客の受け入れにも対応しています。
2004年からは、JICA中国研修として「中国西部地区国土開発研修」「地域開発計画管理Ⅱ」の受け入れも行っております。
2008年には、中国青少年芸術交流団友好交流事業として北京青春鳥影視芸術発展センターから団員を受け入れ、標茶高校をはじめ各場所で歌・踊り・京劇などの公演が行われております。