京極町 後志総合振興局
京極町の紹介
北海道の西部、羊蹄山の東裾に位置するまちです。後志最大の河川である尻別川の流域は平坦で肥沃な土地で、じゃがいもや小麦、ビートなどの栽培に適しています。標高1,898メートルの羊蹄山はその美しさから「蝦夷(えぞ)富士(ふじ)」の名で親しまれ、人々に豊富な湧水を提供してくれます。山のふもとのふきだし公園の湧水口からは、町の歴史が始まるはるか以前から毎日休むことなくおいしい水が湧き出し、一年を通して変わらない水温と味と水量を誇るこの水は町民の生活用水として利用されています。1986年(昭和61年)には公園の整備が始まり、周囲の自然環境や湧水の安全性を損なわないように考慮しながら町ぐるみで環境整備に努めており、現在は毎年およそ70万人の観光客が訪れます。京極町では「名水の郷(さと)」として、これからも水資源と公園の環境保全につとめるとともに、湧水を生かした地域の活性化ときれいな水と共存できるまちづくりに取り組んでいきます。
京極町の産業
じゃがいもを中心とした畑作農業です。羊蹄のふきだし湧水が湧き出ることから観光業も盛んです。